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手作り石鹸の熟成と保管、正しい扱い方

熟成中の変化と、使い始めてからの保管方法
石鹸を型から出した後、すぐに使えるわけではありません。熟成期間中に石鹸の内部では水分の蒸発とpHの変化が続いています。この期間をきちんと取ることが、使い心地のよい石鹸になるかどうかを左右します。
熟成中に何が起きているか
型出し直後の石鹸は水分を多く含んでいます。熟成棚に並べると、表面から少しずつ水分が蒸発します。この過程で石鹸が硬くなり、泡立ちが安定してきます。Red Vestibuleでは最低6週間を熟成期間としていますが、季節や工房の湿度によって実際の乾燥速度は変わります。
熟成中の石鹸は直射日光を避け、風通しのよい場所に置くことが大切です。湿度が高い場所では乾燥が遅くなり、表面に水滴が付くことがあります(ソーダアッシュとは別の現象です)。Red Vestibuleの工房では棚の前に小型のサーキュレーターを置き、空気を循環させています。
ソーダアッシュについて
コールドプロセス石鹸の表面に白い粉が吹くことがあります。これはソーダアッシュと呼ばれ、石鹸の表面が空気中の二酸化炭素と反応してできる炭酸ナトリウムです。品質には影響しませんが、見た目が気になる場合は濡れた布で拭き取ることができます。
ソーダアッシュが出やすい配合と出にくい配合があります。オリーブオイルの比率が高い石鹸は出やすい傾向があります。型入れ後に表面をラップで覆うことで軽減できますが、完全に防ぐことは難しいです。
使い始めてからの保管
コールドプロセス石鹸はグリセリンを含むため、湿気を吸いやすい性質があります。使用後の保管が石鹸の持ちを大きく左右します。
- 使用後は石鹸置きに乗せ、水気を切る
- 水に浸かったままにしない
- 未使用の石鹸は風通しのよい場所で保管する
- 直射日光の当たる場所は避ける
- 香りを楽しみたい場合は引き出しや箱の中に入れておく
熟成と保管の方法を知っておくと、石鹸を最後まで気持ちよく使えます。石鹸の扱いについてご不明な点はよくある質問もご覧ください。
寝かせる期間 · 保管方法 · 石鹸の使い方